DIY初心者でも使える工具と使い方

DIYとは英語のDo It Yourselfの頭文字を取ったもので、簡単にいえば「自分でやる」ということです。直訳すれば家具を作ったりすることだけをさすわけではないのですが、日本ではそういう捉え方をされることが多いようです。
専門業者に頼まず自分でやる、というのが本来の意味合いですので、例えば車のオイル交換など、今までは業者に頼んでいたものを自分で行うのもDIYの一つという捉え方もあります。
ここではホームセンターで売っている工具などで自分で家具などを作ることを中心に工具の種類や使い方をご説明していきます。
DIYをするのに、あると便利な工具
工具は様々あります、ほとんどのものはホームセンターで揃います。
同じような機能でも価格の差は随分とありますが、簡単なDIYであればそれほど高い物は買わなくてもよいと思います。
価格の差がある場合の商品の大きな違いは工事現場などで使うぐらいの耐久性と、精密な作業の精度などですから日曜大工くらいの作業であればそこまで求めることはないでしょう。
その他の違いはコードレスかどうかだと思いますが、DIY使用であれば基本的にはコードレスをお勧めいたします。
では、ここからは工具の紹介をしていきましょう。
(工具の画像の一部はモノタロウさんのサイトから使わせていただいております。)
電動ドライバー

これは本格的DIYから通販の組み立て家具の組み立てなど必須アイテムですね。
ドライバーという名称ですが、先端部分を交換してドリルなどにもできます。
上の画像は小型の電動ドライバーですが、ドリルなどもよく使うという方は厚い板に穴をあけるのであれば下のタイプのほうが開けやすいかもしれません。

購入時のポイントはパワーですね。
DIYで使用するなら10.8Vと書いてあるものあたりがお勧めです。
18Vなど各種ありますが、通販家具などで使用される薄い板などは慣れていないと加減が難しいためパワーが強すぎるとネジの締めすぎで割れてしまったりすることがあります。
また、トルク切り替えやドリル切り替えが付いているタイプは締める強さや穴をあけるときなどに切り替えるものですので工具の説明書でスイッチの位置などを確認してください。
先端には様々なパーツが付きますが、相当な数のパーツが付いたセットもありますので、色々なことがしたい方にはお勧めです。

インパクトドライバー
電動ドライバーを紹介したので、わかりやすく次に記載しますが、一般的なDIY程度であれば必要ないといってよいでしょう。
電動ドライバーとの大きな違いは、回転だけでなく、回転方向への打撃が加わるので締め付ける力が強く効率的であることと、電動ドライバーと違い先端パーツには6角ビットのものしか入りません。

下のような丸軸のものは入らないので注意してください。

また、インパクトドライバーは打撃が加わる分、騒音も大きいので一般家庭での室内使用には向いていません。(騒音が気になる環境の場合)
ジグソー

一言でいえば電動ノコギリです。
刃を変えれば木材も金属も切ることができます。
ジグソーの便利な点は何より自由自在に気軽に切れる、という点です。
例えば鳥の巣箱の穴を開ける場合、ドリルでは小さすぎますよね。

かといって、普通のノコギリでは難しい。そんな時にはまずドリルで穴をあけて、その穴にジグソーの刃を入れて、曲線に切っていくことができます。
また、普通の板でも曲線に切りたい場合は普通のノコギリではなかなか大変です。
そんな超便利なジグソーですが、刃がむき出しな分、危険でもあります。
くれぐれもケガをしないように気を付けてください。
ジグソーの使い方を動画で説明
おうちDEPOさんのわかりやすい動画です、参考にしてください。
丸ノコ

大きな板を切るには必要なアイテムですね。
ただし、扱い方も若干上級者向けです、危険度も上がります。
初心者の方で、そこまでガッツリやるわけじゃないという方は板をまっすぐ数枚切るだけの作業ならホームセンターでもやってくれます。
丸ノコに関しては注意点などもたくさんあるので、別のページでご紹介します。